2010年7月30日金曜日

7月30日 畑

昨夜は恵みの雨でした。もっと涼しくなるかと期待して
いましたが、結構蒸し暑くなっちゃいましたね。週末か
らはまた猛暑が続くとか^^;
ズッキーニがにょきっと立派に成長してました。オクラは赤ちゃんのよう
です。

だだっちゃ豆は今週末食べごろですね。

《枝豆について》
大豆の未成熟豆(子供ってこと?)である枝豆に含まれる
ビタミンB1は大豆よりもアルコールを分解する作用が高く
さらに枝豆に含まれるコリンという成分が肝臓の代謝を促進
してくれるそうです。

まさにbeerのおつまみには最適!

そして、身体が自然と欲するってすごいですね!

by.ふじこ

【8月の食事会のお知らせ】
 8月29日(日)です。
メニューなど決まり次第ご連絡します!こうご期待! 
 

2010年7月27日火曜日

豊かで平和で幸せな時間

太陽のエネルギーを浴びながらの土いじり。笑いが
止まらないコミュニケーション。はじめて会っても
違和感がなく、その場に溶け込める。

作業も丁寧に教えてくれる。
「これはねっ、こうやって使うんだよ。」
「無理しないでね。」
「私には無理するなって言ってくれないの?」
(大爆笑)
「こんなに身体使うと筋肉痛が心配」
といえば、おもしろダンス体操が始まる

通りすがりの人たちが興味深々でこちらをのぞく。
「何やってんの?」
みんなもこっちにおいでよ。

赤ちゃんから大人までいろいろな年代の人々が集う
都会の農園。
午前中の農作業を終えてのランチ。豊かでしょ!
(これは2月の頃の食卓。現在は月に一度食事会を開いています。食事会は実費です。)
チャキチャキお料理するお父さんたち。楽しそう~!
お料理上手のお母さんは息子さんたちでは張り合いがない
からとたくさんのお袋の味を持ってきてくれます。どれも
愛情いっぱい、優し~~~~い味です。

今日の収穫、だだっちゃマメをいただきました。食欲に負けて
写真を撮るのを忘れました^^;
これが、また甘~~~~~~~~~~くて美味しい。
beerに最高のおつまみです。

私の隣には9ヶ月になるR君が座り、ずっと笑ってくれている。
いやぁー、楽しいなぁ♪

「美味しいね」って微笑みあい、全てを認め受け入れる。平和で
豊かでそんな雰囲気のあるそんな場所。こういうのを「幸せ」っ
ていうんだな~としみじみ。

ふじこ
 
 

2010年7月23日金曜日

赤目自然農塾 Part3

梅雨も開けて、信じられない猛暑の日々が続いております!みなさんいかがお過ごしでしょうか?熱中症で倒れていませんか?水分補給はしっかりと行ってください。ただの水ではなく、塩を少し入れると効果的だそうですよ。っと前置きが長くなりましたが、先日またまた行ってきました!今回は主に田んぼの水管理と塾で作られた小麦の脱穀です。当農園でも結構苦労して脱穀した小麦。塾ではどのようにして脱穀しているのか覗いてきました。

今回はいつもの畑かと思いきや、以前夜の学びが行われた山荘に直接集合でした。駅も次の次が最寄り駅。ここからタクシーで約1,500円ぐらいの距離だと聞いてましたが、タクシーには乗らず、ちょっと歩いてみました。最初は良かったものの、この日は快晴で非常に暑く、しかも荷物も重いせいもあり、すぐ休憩。山道を歩いているのは私一人しか見当たりませんでした。もう10分頃歩いていて、汗だくでへばりそうな頃に、スタッフの車に声をかけられ、そこから乗せていただきました。
三重会館前で高速バスを降りると、すぐ近くにある津城跡。
これは唯一復元されている建造物の三重隔櫓。
赤目口駅より二つ隣の「室生口大野」で降りると、山間にひっそりと室生村が。
いくらかすずしげでした。
と思ったら、すぐかんかん照りの暑さ。
この暑い中でも地元の農家の方は、野良仕事に精を出しておりました。
山荘では小麦の脱穀が着々と進められている中、見慣れない機械がぽつんと置いてありました。これが脱穀機だそうで、水冷式のエンジンで動く年代物。あれ?自然農でエンジン?機械?と思いましたが、毎年、塾では収穫量の関係上、やむなく使用しているとのこと。ただ、従来通りの手動での脱穀の仕方も教えていただきました。
これが動力脱穀機。昔、川口さんが実家で実際に使っていたものを、
こちらに持って来たとのこと。
これにエンジンを設置して、ロープで回転させます。
しっかりと動いておりました。これを使うとさすがに早い!
手で脱穀するやり方。てびきでは棒切れを使用とありましたが、
こちらは大きい木槌で丁寧に叩きます。
実際やらせていただきましたが、結構疲れました。この後、さらに篩にかけます。
歴史の教科書や博物館で見た、藁くずを吹き飛ばす唐箕。
実際に可動するものは初めてで、使ってみると意外と簡単でした。
昭和11年製造。物持ち良すぎます!
これはお米の籾すり時に使う機械。唐箕でもやはり完璧ではないので、
この機械で完璧に藁くずを取り除きます。
最後に製粉機で粉にします。通常は石臼で粉にするとのこと。
強力粉から中力粉の間ぐらいの小麦粉でした。
うーん…わりと機械を使うんですね。でも、本物の木製唐箕を使えたのは感激でした。ウチの農園でもこれ使いたかった…。ついでに当農園の収穫した小麦をなぜ持っていかなかったのか非常に悔やまれます…。ちなみに通常は粉にする前に、2、3日天日干しにしないと、水分が多くてサラサラの粉にならないそうです。
そんなこんなで、午後は共同作業で塾生みんなで山荘周りの草刈り、倒木。
汗びっしょりで黙々と作業しました。
温泉に入ってさっぱりした後の夕食はカレーライス!
使っている野菜は自然農で採れたものばかりで、チャパティまで出していただき、
大変美味しくいただきました。
恒例の夜の学びは、食べていけるか、生きていけるかをテーマでお話いただきました。私にとっても非常に興味深いテーマで、人の道、命の道を極めるために、自らの能力を養い、お金、モノ、名誉、地位での自立ではなく、人に必要とされる自立を目指すといったことを学ばせていただきました。

翌日、梅雨明け直前のちょっと肌寒い天気。雨が降りそうだと思っていたら、畑に着いたらパラパラ降ってきました。まずは苗床だった場所の土を削って、そこに余った苗を植えていく作業。スタッフの方が手際よく植えていきます。
元は苗床だった区画。
通常は水を張った状態では行わない作業ですが、今回は特別です。
土を平らにして水平にし、
水の通りを良くするように丁寧にならしていきます。
このとき刈った草は苗を植えた後、苗と苗の間に敷き詰めます。
これが植え終わった元苗床。時期的にも苗が良く育っており、
背丈が高くなってました。この状態で植えると、土が柔らかいため倒れる心配があるため、
苗の丈夫を少しちぎって低くして植えます。
前回、畦に植えた大豆「畦豆」です。すくすくと育っておりました。
次に野菜畑に移動して、野菜の手入れ。前回の不断草や菊菜、大根の種取り、ニガウリの支柱作りなどを主に実演いただきました。この不断草など、種取り用として生育させていても、葉の部分は剥がして剥がしては食べの繰り返しで、長期にわたって美味しくいただけるとのこと。とても便利なので別名「べんり菜」と言うそうです。ウチの畑でも是非、植えてみたい野菜です。また、ウリ坊が畑内に迷い込んでいるらしく、オクラの畝が荒らされていました。その修復作業も合わせて行いました。
ニガウリの支柱立て。付近の竹を使って支柱を立てていきます。
この時、竹の上部の枝を付いたままにしておくと、作物が絡まって好都合だそうです。
ちなみに竹の良い刈り時は10月以降だそう。
前回サツマイモのつるを植えたキャベツ畝。
このキャベツは既に種取りは終わっているが、このまま継続させておくとのこと。
こちらは菊菜の種。本来なら晴れた日に採取しますが、今回特別に。
これをまた晴れた日に良く乾燥させます。この種も9月に入ったら種降ろしします。
こちらは小豆の種下し。3粒ずつ降ろしていきます。
その後、種を押し込んで埋めて、草を被せます。
これは葉ねぎ。これも茎が増えてくるので、3年程は取り続けることが可能。
いくつかはねずみにかじられてました。
和歌山大根の種。こちらも良く乾燥させます。
このあと、豪雨に見舞われ、一時中断。昼休み後、少しだけ続きを実演いただきました。あとは先月お借りした畑の手入れです。予想通り梅雨時なので草ボウボウでした。今回は大豆の種を持参したので、それを絶対降ろしたいと思い、5畝分草を刈り、3畝に大豆を蒔きました。ちなみに草を刈っているときに、フキとミョウガを収穫しました。フキは少し遅く、ミョウガが少し早い収穫でしたが、美味しくいただきました。次回は蒔いた大豆が元気に育っている(と思う)姿をレポートしたいと思います。

タカシ
これがミョウガ。最初気付かずに他の草と一緒に刈っちゃいました。
掘り起こしてみたらそこそこ立派に出来てました。
来月以降が収穫期。楽しみです!


2010年7月18日日曜日

燕麦の脱穀

今日(7/18)は、梅雨明け後の最初の共同作業日。
朝から快晴の中、風は涼しく汗ばむことの無い気持ちの良い畑作業が出来ました。

今日は、赤目自然農塾に毎月研修に通っているという世田谷在住の女性(クリちゃん)が畑に訪れてくれました。自然農を目指す方は、いずれもの方も地に足がついている感じがする。

今日は、先週、刈り取った燕麦を午前、午後と天日干し、夕方に脱穀しました。
全て手作業! それにしても時を忘れて楽しい一時であった。
昔の人もこんなことしてたかな? 
燕麦を粉に挽いたものをオートミールともいう。
小麦粉と混ぜて、パンケーキにしていただきます。
 

2010年7月17日土曜日

梅雨明け!

真夏日の世田谷区。

10時過ぎての畑作業は「暑い」の一言。

そんな暑さでも植物はぐんぐん成長しています。
よっちゃんハニー大豆です。
小さい鞘がたくさんできてますよ~。
こちらでは植物の命名権(?)があります。
みなさんもご自分の畝に、好きな名前の植物を
育ててみませんか?

明日7月18日(日)は通常通り畑で共同作業をして
おります。食事会も予定していますので、ご興味の
ある方、是非お越しください!

一緒に汗まみれになりましょう!!!
 

2010年7月15日木曜日

あるがままの畑

今年から自然農に出会った私は久しぶりに出向いた畑に
「うわっ、ジャングル」。雑草がたわわに実っています。
そして、その中にしっかりと野菜たちも育っています。

これからの季節、いかに雑草との共存をしてゆくかが
テーマのようです。この日は畑の畔の部分の草刈を
しました。

こうした作業、私は大好き!楽しくてたまりません。

そして「陸稲(おかぼ)」という方法で稲を植えました。
読んで字のごとく陸植えの稲です。昨年は収穫後に
鳥たちに食べられてしまったようですが、今年はどうなり
ますか?みなさんの愛情をたっぷり注いでください! 
そして、ズッキーニの花がそろそろ開花をまっています。
土も虫も植物もそして人間も、全てあるがままで認め
受け入れる「自然農」。ここは世田谷にありながらそんな
ことを目指しています。
ご興味のある方、是非一度遊びにいらしてみませんか?

レポート:ふじこ
 

2010年7月13日火曜日

【お知らせ】

7月18日のランチ会

メニューのお知らせです。

毎月1回、畑にご参加の皆様と畑で取れた野菜、こだわりの
食材を使って、ランチ会を開いております。

今回のメニューは
「ベジカレー」&スープ
&チャパティ

チャパティは畑で取れた小麦を使って作る予定です。
世田谷産の無農薬小麦っていったいなんぼ?

そんな贅沢な食材を使って楽しいランチ会に参加してみませんか?

*費用は参加者各自負担になります。
 

2010年7月12日月曜日

【ご報告】ベジフリ@代々木公園

昨日は代々木公園のけやき並木でベジタルフリマに
参加しました。

イベント大好きな私は空いている時間に駆けつけ
畑で取れたスギナ茶を販売いたしました~。

スギナ茶だけでなく「自然農」それも「世田谷区」に
関心の在る方々と出会え、楽しいお話ができたこと
うれしく存じます。

そんなみなさまと畑でお会いできたらと想っています。

さて、7月18日(日)は月に一度の食事会となっております。
畑作業の昼休みに区民センターのお料理教室を借りてみんな
でワイワイ楽しくお食事をしたいと思っております。
お食事会は実費となりますが、「この値段でこの美味しさ!」
それも自然農の畑の作物と、こだわりの食材を使ってですよ!

ご興味のある方、是非ご参加くださいませ。1日体験も承り中!
ゆっこ追記:
私達のお店です。なかなか素敵です♪


2010年7月9日金曜日

紅茶交流会@藤枝

紅茶交流会に参加してきました。
前日の大雨で開催が危ぶまれましたが、
予定変更でお茶摘みができ、お茶を持ち帰りました。
レポートをノリリンがまとめてくれましたので、アップします。


★紅茶工場見学レポート



紅茶づくりの工程



1.萎調 いちょう
刈った茶葉に風を当てて、葉の水分量を落としてしおらせる。

( 熱風で短時間で行なう方法もあるが、この農園では自然な方法で16-18時間かける)


2.揉稔 じゅうねん
葉を揉んで、細胞を破壊し発酵酵素を活性化させる。

(スリランカから輸入した昔風の木製ローラーで、丁寧に行なっている。)



3.発酵
竹籠に葉を広げ、涼しい部屋で自然発酵する。(熱を加えて発酵させると、味が落ち
るので。)

この工程で茶葉は緑色から赤茶色に変化し、香りも青臭さがなくなり、紅茶の芳香に
かわる。

茶葉の温度が約28度から約34度まで上がる。



4.乾燥

まず回転式の中揉機で高温をかけ、一気に発酵を止める。

次に棚式乾燥機にかけて、ゆっくりと完全に乾燥させる。

(棚式を使わず、回転式だけで最後まで乾燥させると、葉が傷む。)



以上が 紅茶づくりの工程です。

この農園では、萎調も熱を加えず、揉捻ローラーも木製を使い、自然発酵を行い、乾
燥も棚式でゆっくりと行なうなど、出来る限り自然で丁寧な作り方をしていて、これ
によって有機栽培茶葉の味を最高に引き出した、美味しい紅茶が出来上がっていたの
です。



見学の全工程で、ずっと茶葉の香しいかおりが漂っていて、その香りが各々の工程において変化して行くのがはっきりと解りました。まさにアロマであり、アートだと思いました。香りフェチの私には、この上ない幸せなひとときでした。



また、この紅茶作りを中心となって行っている杵塚さんのお嬢様から、直接説明を伺うこともでき、紅茶作りにかける熱い想いも感じることが出来ました。



杵塚さんから、紅茶づくりを自宅で行う方法も教えていただきました。



★手作り紅茶の作り方
1.摘み取った茶葉を、広げて一晩置いてしおらせる。(萎調)



2.茶葉を少しずつ手に取って揉む(揉捻)  。茶葉が棒状になり、少し黒っぽく(茶色っぽく?)なるまで。



3.1-2時間置いて発酵させる。茶葉が茶色に変化する。



4.フライパンで茶葉を熱して乾燥させる。まず強火で15分、次に弱火で水分が完全に無くなるまで乾燥させる(焦がさないよう注意)。  色も焦げ茶色に変わり、紅茶の甘い香りが広がって来ます。



手作り紅茶の完成です!!



農園で摘み取らせて頂いた茶葉で、私も作って見ました。

発酵が少し思い通りに行かなかったけど、優しい香りで美味しかったです。

皆さんもお茶摘みする機会ありましたら、ぜひ手づくり紅茶、試してみてくださいね。



by ノリリン
 

2010年7月6日火曜日

心を込めてパッケージ

7月11日ベジタル・フリマに向けて「スギナ」のお茶を
パッケージいたしました。

満月の日に採った「スギナ」を天日干し・陰干しし、
ミキサーで粗引き、丁寧にすり鉢で引きました!

素敵なパッケージになっています。(自画自賛)

スギナはほうれん草の155倍ものカルシウムを含み、
難病の薬としてとても薬効の高いものとされています。
また、子供さんや妊婦さんにも安心してお飲みいただけ
ます。この機会に是非いかがでしょうか?
ベジタル・フリマ@代々木公園
http://www.earthdaymarket.com/vegefree/

私たちはブース「C4」におります。みなさま、お待ちして
おりま~す!

 

2010年7月3日土曜日

【お知らせ】ベジタブル・フリマに参加します!

'''直前告知ですが、来る7月11日(日)@代々木公園けやき並木

ベジタブル・フリーマーケットに参加します!

http://www.earthdaymarket.com/vegefree/

今回は記念すべき第1回!主催はおなじみ「Earth Day Market」さんです。

お時間のある方は是非お越しくださいませ。
多くの皆様にお会いできることを楽しみにしております。