2012年10月28日日曜日

成東自然農園での稲刈り


今年の2012年から始まった千葉成東での米作り。
30年間、耕作放棄地のままで葦が密生する地であったこの場所を人の手で開墾していくというゼロからのスタートでした。

作業は國井さんをリーダーに米作りに興味のある人々が様々なところから集まっている。
我らせた農も米作りに興味がある人間が随時参加しています。
この地区の一般的な水田の刈取りは9月。
しかし自然農の米作りをめざしている私たちは無農薬無肥料、そして草も虫も敵としないという方向性が基本。
更に通常であれば水を一面に張る水田で行う田圃を選ばずに、周囲に溝を作り、そこに水を張る半陸稲形式で行っている。
根を甘やかさずに米の持っている生命力を引き出すという事でもある。

育てているのは古代米の「緑米」そして「あいちのかおり」と「イセヒカリ」である。
上記の写真は緑米。緑米の区画は水がたっぷり入っている為か稲穂もしっかり育っていました。

↑緑米ですが緑色というわけではないのですね。



↑この区画は「あいちのかおり」

「あいちのかおり」を刈取り中
「あいちのかおり」の区画の中に黒米を発見
左が「あいちのかおり」、右が黒米。ヒゲのようなノゲと言われるものが伸びています



ここでゴンジさんがおもしろい実験を行いました。どちらも「あいちのかおり」です。
違いは水の量。右が少なかった区画のもの、左が水量の多かった区画のものです。
成長具合がまったく違います。また、根の部分の広がりや量も違います。

根の広がり方に注目!


         

上の写真は右が水の多かった区画の「あいちのかおり」で左が「緑米」です。
古代米という事で生命力も強いのでしょうか?


またこの写真は右から水の少なかった区画の「あいちのかおり」、水の多かった区画の「あいちのかおり」、そして緑米の順番です。
茎の本数の多さを表す「分けつ」の量が違います。


ひっくり返して根の部分を比較したもの。やはり根の広がりや量が違います。



ちなみにこちらは右が緑米ですが左が一般的な水田での慣行栽培による稲です。
根の広がりも量も太さも違います。



刈取りが終わり國井さんとゴンジさんによるわら縄作りの講習。
皆さん初めての体験でなかなかうまく行きません。

流石はゴンジさん。綺麗なわら縄が出来ています。



刈り取った稲は稲架かけに。支柱の竹は地元の竹山から切り出したものだそうです。
黒米の稲架かけ


こちらは「あいちのかおり」と「イセヒカリ」の稲架かけ。
区画の水量が少なかった為、収穫も少なめだったそうです。



最後は参加者全員で稲架かけをバックに記念写真です。

次回は作業として最後になる脱穀です。

2012年10月23日火曜日

秋のハーブガーデン

秋の収穫祭・感謝祭を11/18(日)に行います。
奮ってご参加ください。
詳細・お申し込みはこちらからお願いします。


オリーブの実が色づいてきました。
 

 ヤマモモの実が、葉の陰に隠れひそかに実っていました。

かなり遅めに種を蒔いたコスモスが開花しました。嬉しい。

チャイブ。自分の重みで倒錯。あっぱれ。

ポリジ。こぼれた種から新しい葉が出ています。たくましい。

斑入りのパイナップルミントが、地ばえのミントをしのぐ勢いです。
 
 夏に枯れかかっていたラベンダーも息を吹き返しました。

バラも復活。赤い茎にとげがとげとげしい。

イチゴを移植。実りがありますように。

2012年10月18日木曜日

秋の収穫祭・感謝祭 2012/11/18


せたがや自然農実践倶楽部では
秋の収穫祭・感謝祭を
2012/11/18(日)に行います。

恒例の収穫体験やお餅つきはもちろんのこと、
今回はライブ・イベントも充実!
お誘い合わせの上、是非ご来園ください。
  • 日時:平成24年11月18日(日) 10:50~15:00 (開場10:30より)
  • 場所:せたがや自然農園
  • 参加料:大人¥1,000 子供¥500
  • 持参:手袋、汚れてもいい服装(収穫体験参加の場合)、飲食物の差入大歓迎!
  • ライブ:
    アコースティック ギター奏者 masato氏の畑ライブ
    小鼓/今井尋也氏 meets せたがやファーマーズ ビート倶楽部
  • その他のイベント:収穫体験(落花生・サツマイモ)、餅つき&昼食交流会等

お申し込みはこちらからお願いします。
http://www.setano.com/event.html#121118